聖週間
2004/04/22

キリストの復活祭(イースター)までの1週間を祝うのが聖週間(セマナ・サンタ)。スペイン各地で、キリストや聖母マリア像を乗せた神輿行列や音楽隊が練り歩きます。この写真はサラゴサ(アラゴン地方)のものですが、特に南部セビーリャの聖週間が有名です。

初めてこの行列を観た時は、クー=クラックス=クラン(アメリカ合衆国の秘密結社)を思い起こさせる衣装にドキリとしましたが、知り合いのスペイン人と結婚したカナダ人女性が「K・K・Kに似ていて恐ろしい」とこの時期は家に閉じこもるのだそうで、何だか同情してしまいました。このグループのマスクは水色ですが、これが黒や濃い赤だったりすると結構恐かったりします。

スペインはカトリックの国、とされていますが、現在ではミサに行くのは中高年世代ばかり。若者たちに聞くと、大半が「神は信じるけれど教会は信じない」とか、「無宗教」とか答えます。それでもこういう儀式やお祭りは受け継がれていくのでしょう。宗教心のない若者でも、聖地サンティアゴ・デ・コンポステラを目指す「巡礼の旅」を1度はやってみたい!という人が多く、信仰もないのにそんなハードな旅(全行程約800kmを1ヶ月かけて歩くのが基本!)を何故求めるのか私には不思議なのですが、彼らにとってはオリエンテーリングみたいなものなのかもしれません。(念の為、信仰のもとに聖地を目指す人々が大半であることを付け加えておきます。)



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