フラメンコ
2002/02/05


ここ数年は日本でもブームになっているフラメンコ。スペインにも勿論あちこちに教室があり、私も3年ほど通っていました。写真は私が習っていた先生のピラールです。意外な事に一般的なスペイン人はリズム感がかなり悪く、飲み込みも遅いのですが、この先生は教えるのがとても上手で、私もギターを教える上での影響を受けました。スペインはどんな分野でも「100人の優等生ではなく、1人の天才を生む国」とよく言われますが、音楽院でも一般的なレベルはそれほど高くはなく、必ず毎年傑出した人が何人かいたのが印象に残っています。

日本ではあまり区別されていませんが、普通フラメンコギターとカンテ(唄)の伴奏で踊るフラメンコに対し、ファリャやアルベニスなどのスペインのクラシック音楽をバックに踊る「クラシコ・エスパニョール(スペイン古典舞踊)」と言うものがあります。素人目には見分けられないかもしれませんが、情熱的・野性的なフラメンコに比べるとクラシコは古典的で上品な踊りです。フラメンコシューズで踊るものと、バレエのトゥーシューズで踊るものがあります。

スペインでは踊りにも音楽院と同じように国立の専門学校があり、ここではフラメンコの踊り手になりたい人も、クラシックバレエ、クラシコ・エスパニョール、スペインの民族舞踊など様々な勉強をしなくてはなりません。今度私が組む砂原順子(よりこ)さんと言う人は、スペインで11年も勉強された、関西のクラシコ・エスパニョールの第1人者で、実はピラールの紹介で知り合う事ができました。人の縁と言うのは本当に不思議です。



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