パエリャ
2000/12/22

典型的なスペイン料理・パエリャは、スペイン風炊き込みご飯です。地方によって、また家庭によって具は違ってきますが、シーフード(ムール貝、エビ、イカ、あさりなど)を入れるのが一般的です。ニンニク、タマネギ、鶏肉、ピーマンなども一緒に入ります。炊き込みご飯と言っても日本のような炊き方とは違い、写真のようなパエリャ鍋でニンニクやタマネギ、鶏肉を炒めた後に洗わずにお米を入れ、少量の水で料理します。好みにもよりますが、パスタでよく聞く「アル・デンテ」(中がほんのちょっと固い状態)が良いとされます。

初めてスペインでパエリャを食べた時に、その鮮やかな黄色に驚き、「さすが本場、日本のスペイン料理店とはサフランの使い方が違う」と感心したものでした。でも、実はこちらではレストランでも家庭でも、サフランに自然着色料を混ぜたものを使うことが多いのだそうです。(高級レストランは別。)

週に一度はパエリャを食べる家庭も少なくなく、トルティーリャと並んでスペイン人にとっての「おふくろの味」代表選手。講習会などでしばらく家を離れると、「お母さんのパエリャが恋しい・・・」という声が聞かれます。日本人がスペイン旅行をすると、たいてい「最初は良いけれど食事がしつこくて飽きる」と言いますが、それはスペイン人でも同じで、外食が一週間も続くと辛いようです。家庭料理は似たようなメニューでももっとさっぱりしています。ところで、上の写真は2人分。普通の日本人なら3人で食べてもお腹がいっぱいになりますから、スペインでパエリャを注文するときは少なめにされることをオススメします。



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