ドン・キホーテ像
2000/11/30


マドリッドのスペイン広場にある、ドン・キホーテと従者サンチョ・パンサの像。「ドン・キホーテ」は17世紀にミゲル・デ・セルバンテスによって書かれた小説です。日本における「源氏物語」のような存在で、学校の国語の授業で習うため皆あらすじや一部だけは知っているものの、最初から最後まで通して読んだスペイン人は数少ない、と言われています。

私は日本での大学時代、スペイン語科に籍を置いていたため、「ドン・キホーテ講読」の授業を前・後半で2年間受けました。一般に知られるような、ただの「きちがいの冒険物語」という単純なものとは違い、さまざまな参考書をもとに研究しながら読まなければ理解できない、奥深いものです。

ちなみに、「ドン」というのは名前の一部ではなく、(男性の)名前に付けられる尊称。(女性形は「ドニャ」。)「ドン・フアン」もそうですが、貴族など身分の高い人を呼ぶ場合が多く、普通に使うとちょっと大げさに(またはふざけて)聞こえます。「ドン」に対し、「セニョール(=英語のミスター)」は苗字に付けられることが多いのが特徴です。



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