今頃ですが・・・東京国際ギターコンクール、無事に終了しました!
1位:マルコ・トプチ(ウクライナ)
2位:なし
3位:ウー・ヨウ(中国)
4位:小暮浩史(日本)
5位:トマス・エリス(イギリス)
6位:キャンベル・ダイアモンド(オーストラリア)
棄権:アンドレス・カンパナリオ(スペイン)
2次予選では、残念ながらテクニシャンの中国人女性、ウー・マニさんが自由曲で規定の8分より2分のタイムオーバーで失格となりました。
その他に個人的に特に印象に残ったのは、松澤結子さん(課題曲がすごい速さで雑になってしまいました)や、ロシアのアントン・バラノフ氏(課題曲が個性的過ぎて審査員の評価が分かれましたが、自由曲が素晴らしかった!)でした。
(課題曲は、バッハのチェロ組曲6番よりプレリュード。)
他の日本人参加者も善戦したと思います。
全体的に、課題曲はもう一歩だけど自由曲が良かった・・・という人が多かったです。バッハはやはり難しいです。
本選は聴きに行けませんでしたが、私は予選でスペインのカンパナリオ氏よりも高く評価した人が数人いたので、本選で彼が現れなかったと聞いて本当に残念でした。ロシアのバラノフ氏は予選7位だったので、彼が本選に出られていれば・・・と悔しく思いました。
しかも、カンパナリオ氏は2年前にも本選に残ったのに当日現れなかった・・・とのことで、スペイン人のイメージをすっかり悪くしてしまったのも残念です。スペイン人も色々ですが、こういうレベルのコンクールで予選通過して、連絡なしで現れないというのは本当におかしな話です。
本選の様子は何人かの方からお聞きしたところ、トプチ氏がダントツの優勝。差があり過ぎたので、異例の2位なしという結果になったとのことでした。
トプチ氏はYoutubeでも聴いていたので楽しみにしていましたが、予選は正直なところ音が変な感じで(ピッチも調弦も音質も)、演奏自体も私が期待していたほどではありませんでしたが、本選は素晴らしかったようです。
予選のなめらかな演奏が印象的だったダイアモンド氏はギターを始めてまだ4年なのだそうで、これからとても楽しみな存在です。
来年も白寿ホールに決定しているそうなので、本選チケットはお早めのご手配をお薦めいたします♪
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