第5回ギターコンペティション全国大会結果
遅くなってしまいましたが、17日(土)に行われたコンペティション全国大会の結果をお知らせします。
今年は優秀賞などの特別賞がなくなったので、金賞のみ(2人以上いる部門は順位を付けていませんので演奏順に)記します。
A1部門(幼年の部/9歳以下) 降旗(フルハタ)友也
A2部門(児童の部/10〜12歳以下) 坂本和奏(ワカナ)、横村福音(ネネ)
B部門(ジュニアの部/13〜16歳以下) 松島淳(ジュン)、片根柚子(ユズ)
C部門(青少年の部/17〜22歳以下) 伊藤亘希(コウキ)
D部門(成人の部/23〜35歳以下) 秋庭(アキバ)辰則
E部門(ミドルエイジの部/36〜50歳以下) 片根大輔、小澤公美(ヒロミ)
F部門(シニアの部/51〜65歳以下) 鈴木幸男(ユキオ)、高橋通康(ミチヤス)、加納英夫
G部門(ゴールドエイジの部/66歳以上) 長谷川 武、金沢正八(セイハチ)
グランプリはA1〜D部門までが伊藤亘希くん、E〜G部門が金沢正八さんでした。
受賞者の方々、おめでとうございました!!
優秀賞などがなくなったのは残念でしたが、他に金賞候補として名前が挙がっていたのは(私の記憶にある限り)A2部門の和田碧月(ミツキ)さん、B部門の横村嘉乃(カノ)さん、D部門の宮崎俊(シュン)さんでした。グランプリは伊藤くんが審査員全員一致の即決で、E〜G部門では他に鈴木さん、高橋さんの名前が挙がりました。
このコンペティションでは参加者全員に金賞、銀賞または銅賞のどれかが授与されるようになっています。全国大会ではメダルの数の関係で銀賞より銅賞を多めに出さなければいけないという事情があり、本当は銀賞をあげたいのに銅賞になってしまった人が何人かいました。もちろん多少の融通はきくようにどのメダルも多めに用意されているのですが・・・。結果に満足のいかない方は、本当に紙一重だったかもしれませんので、是非次回に向けて頑張って頂きたいです。
他のコンクールよりも、曲の難易度やミスに重点を置かず、(審査員長の山内氏から「音楽の基本、メロディー、リズム、ハーモニーの3要素」というお話がありましたが)テクニックと音楽のバランスや音の響き(大きさではなく、和音のバランスや自分の音を聴けているか)を重視している審査員が多いと思います。コンクールによって、審査員によってはまた違う結果となることも多々あります。
今年はキャンセルが1名で56名の参加でしたが、審査員は一度だけ長い休憩が15分、その他は10分ずつで、お弁当も審議しながら・・・という例年に増してかなりのハードスケジュールでした。
ヤマハホールは本当に素晴らしいのですが、ホールが8Fで控え室が6F、専用のエレベーターは4人までしか乗れない上(審査員は5名)参加者も使っていましたし、大きなエレベーターはビル全体のものなので待ち時間が長く、階段は使えず・・・という状態で休憩が短いのに移動に時間を取られてしまうのが残念でした。普通のコンサートであればそれほど不都合はありませんし、響きの素晴らしさで補って余あるのですが・・・。
とは言え、参加者の方々にとってこういうホールで弾けるというのは滅多にできない経験だと思いますし、「ヤマハホールで弾きたい!」というのが全国大会を目指す大きなモチベーションになっていると聞きますので、多少の事は我慢ですね。
審査員の先生方、スタッフの皆様、観客の方々、そして参加者の皆様、本当にお疲れ様でした!!
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