第10回アマチュアギターコンクール結果発表!
第1位:山室敏博(千葉)、第2位:園城寺哲男(茨城)、第3位:島袋 操(沖縄)
モイスィコス賞(次席):伏見晃司(東京)
特別賞:島袋 操(沖縄)
入選(50音順):糸坂直志(北海道)、大久保栄太(埼玉)、柴田光雄(埼玉)、三馬大志(埼玉)、山内文夫(千葉)、渡辺年広(静岡)
という結果になりました。
予選は3名の棄権があって結局84名で競われ、上記10名の方が本選に進みました。
本選は、緊張のためか半数の方が度忘れで惜しい演奏が多かったです。
そんな中で、無詞歌、埴生の宿による主題と変奏(横尾幸弘)を演奏された山室さんは技術的にも音楽的もダントツで、圧倒的多数(審査員7名中6名が1位を付けました)での優勝となりました。BWV1012(チェロ組曲6番)のプレリュード(バッハ)の園城寺さんも、余裕のある演奏で山室さんに続いてスンナリ2位に決定。
3位は島袋さんと伏見さんが同点だったため少し意見が分かれましたが、個性があり、エストレリータ(ポンセ)などでシンプルなメロディーを美しく歌い上げた島袋さんが特別賞とのダブル受賞となりました。
受賞者&入選者の皆様、おめでとうございました!!
近々アマコンHP用のレポートを書く予定ですので、詳しくはそちらをご覧下さい。
個人的には、難曲を選んで損をしてしまった方が多かったように思いました。このコンクールの場合、難易度はそれほど大きく審査に影響しないので、(もちろん同じレベルで弾けば難易度の高い方が評価されますが、難曲で失敗が多いよりは簡単な曲で完成度が高い方が評価されます)、勿体ない印象を受けました。でも、難曲に挑戦したい!というのがアマコン参加者の方々の熱い想いなのかもしれませんね。
今年は愛のロマンスを87人も聴く!(結局84人でしたが)ということで、審査員一同、かなり覚悟を決めて予選に臨んだのですが、スタッフの万全な準備+参加者の方々のご協力でスムーズな進行だった事もあり、コメントを書きやすく工夫した事もあり、何より本当に色々な演奏があって楽しく聴けたので、予想よりずっと楽な審査でした。
参加者の方々、審査員の先生方、そしてスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした!!
来年は1次テープ審査が「愛のロマンス」前半のみ、2次テープがアデリータ(タレガ)、最終予選がエストレリータ(ポンセ)に決まっています。
この3曲は既にレパートリーにお持ちの方も少なくないと思いますので、是非是非、来年も多くの方々のご参加をお待ちしています♪
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