« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »

2008年2月28日 (木)

3/1(土)桐朋短大ギター科卒業コンサート

毎年恒例、桐朋短大ギター科と日本音楽科の合同卒業コンサートが近付いて参りました!ギター科と日本音楽科は同時にできたのですが、今回が第5期生の卒業となります。

3/1(土)桐朋学園内のポロニアホールにて、
17時〜 第一部:日本音楽科、19時〜 第二部:in C 、19時半〜 第三部:ギター科 の予定です。

第二部の 「in C」 とは、テリー・ライリーの作品名で、日本音楽科とギター科両方の生徒が(他の楽器の有志も)参加するため、このような順序になっています。佐藤紀雄先生のご指導で、毎年このような現代音楽に挑戦できる生徒たちは本当に幸せだと思います。

第三部のギター科は、今年度の卒業生による「ある貴紳のための幻想曲」より(ロドリーゴ)、「コンポステラ組曲」より(モンポウ)、デュオいちむじんを始め、第1期や第2期卒業生も参加して、カルテットで「ブラジル」(ディアンス)、「空、空気、そして微笑み」(ブローウェル)他、全員合奏で「遠い昔の歌」(ブローウェル)、全員+お琴3台と尺八、リコーダー、ホルンで「春の海幻想」(牧野由多可)、そして楽器なしで手拍子だけの「手のための『ていろ』」(福士則夫)は日本音楽科、ギター科、演劇科の卒業生4名を中心として、最後は全員参加の演奏(演技?)となります。

私は今回、全員合奏の2曲と「ていろ」の最後の部分のみ参加します。
長丁場になりそうですが、入場無料ですので、ご興味をお持ちの方は是非いらして下さい♪

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年2月25日 (月)

現代ギター社ブログ

現代ギター社のブログで、ベネッセチャンネル撮影の様子がアップされています!
撮影は年末28日に予定されていたのですが、私がダウンしたため30日に延期して頂き、無理言ってお正月休みに入った現代ギター社GGサロンを開けて頂いたのでした。。。
また、冒頭のレッスン風景はギタルラ社で撮影させて頂きました。
無料の教育番組なので、「協力」など宣伝になるような事は一切出せない、ということで残念ながらどちらも名前が出ていないのですが・・・大変お世話になりました。m(__)m

ところで、今日は初めて歌舞伎座に行って参りました。前に初心者向け歌舞伎入門のような舞台を観たことはあるのですが、本格的な歌舞伎は初めてです。初代松本白鸚27回忌追善公演、ということで、豪華メンバーでした。村治教室の坂口政隆くんが子役で出たのですが、大舞台を立派に務めていました!
松本幸四郎氏の存在感と迫力もすごかったですが、「鏡獅子」での染五郎氏の女性より女性らしい美しさ、そして獅子の舞でのたくましさはまるで別人のようで、感動というより衝撃を受けてしまいました。
予備知識もない素人でも惹き込んでしまうのが「本物」なのでしょうね。染五郎氏の踊りはかなり長かったのですが、まったく退屈する暇がありませんでした。
スペインで観た天才闘牛士、ホセ・トマスの演技を思い出しました。他の闘牛士だと残酷なだけという感じの闘牛が、彼の手にかかると芸術になる・・・ということが、素人目にも判りました。
たまたま偶然、そんな舞台や演技に出逢えた幸運に感謝するばかりです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月19日 (火)

GGサロンコンサート報告

遅ればせながら、メニッシュ純子さん(Sop)との2/15「ソプラノとギターの名曲」@GGサロン、無事終わりました。ご来場頂いた方々、大変ありがとうございました!

Gg20081
先週月曜にはメニッシュさんが「喉が腫れて歌えない!」と言うので風邪を引いたのかと思って非常に焦りましたが、単なる疲れだったようで無事でした。私はオペラの前からずっと風邪を引いていて今も咳だけ残っており、本番では集中するおかげか出なくて済んだので良かったのですが、歌の人に風邪は許されないので本当に大変ですね。職業柄、健康管理には気を付けているつもりなのですが、声楽の方々に比べれば完全に甘い、という事を痛感しました。そして、私もイメージトレーニング(楽器を持たずに頭の中での暗譜の確認)はかなりやる方ですが、歌では実際の練習よりその方が長いということがよく分かりました。旋律だけではなく歌詞も覚えなくてはいけませんし、歌は長時間練習できないので自然とそうなるのですね。色々な意味で勉強になりました。

Gg20082


今回は曲数が多かったので大変でしたし、調弦を変える曲やカポタスト使用が多かったこともあり、集中力を保つのがキツかったです。そういう意味では長めの曲の方が楽ですが、歌は短い曲が多いのでした。
それでもメニッシュさんの集中力は素晴らしく、短期間で覚えた歌詞も完璧でした。彼女のファンの方が多くいらっしゃっていたようで、彼女の癒し系(天然?)キャラもあって和やかな雰囲気が嬉しかったです。メニッシュさんは同い年で話もしやすく、何より私は彼女の声に惚れ込んでいますので、今後も共演を続けていければと思います。またの機会によろしくお願いいたします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月16日 (土)

2/17(日)18時〜CSベネッセチャンネル

直前ですが、取り急ぎお知らせです!
CS放送(スカパー)のベネッセチャンネルで、私が講師となった中学生向けギター講座の第1回が明日17日(日)18時〜放映されます。
タイトルは「実践!プロが教える実技教科 #12〜音楽(クラシックギター編)〜」で、30分×4回に渡ってオンエアの予定です。(現在分かっている範囲では、第2回が26日(火)19:00〜、 第3回が28日(木)18:30〜で、再放送もあるようです。)
ベネッセチャンネルは「進研ゼミ」で有名なベネッセ・コーポレーションの教育番組で、CSに加入されている方ならどなたでも観られる無料放送(Ch.248)です。
年末の、完全に病人でフラフラの時に撮影したので頬がこけてちょっと頼りなく、カメラ脇の台本(ヒントだけもらっていました)をチラチラ見ているのが丸分かりですが・・・ご興味のある方は、是非ご覧下さい♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月 7日 (木)

「ソプラノとギターの名曲」@GGサロン

昨年2回ほど共演したソプラノのメニッシュ純子さんを迎えて、2/15(金)19時〜GGサロンに出演します。
先週からレッスンの合間などを縫って細切れのリハーサルを行っており、半分は新曲なので大変ですが、プログラミングにはかなり満足しています。留学時代からずっと興味があったロルカのスペイン民謡集、ソルのセギディ−リャ集、そしてグラナドスにも挑戦です。ゴヤの美女は今までソロでも弾いたことがなかった曲ですが、歌の伴奏から入ると曲の構造が分かりやすく、改めて名曲の良さに浸っています。
ギターにピッタリの純子さんの美声、是非聴きにいらして下さい♪

<予定プログラム>
「スペイン民謡集」より(ロルカ)
帰っておいで!優しい愛が今招く、想いが叶わぬ時は、ご婦人向きの小物(ダウランド)
「12のセギディーリャ」より  娘よ、恥じらいは?、僕の目はうっかりと、
スコットランド民謡「小川の岸辺」〜幻想曲Op.40(ソル)
「ブラジル風バッハ第5番」より アリア(ヴィラ=ロボス)
「トナディーリャ集」より 賢い男、ゴヤの美女(グラナドス)
7つのスペイン民謡より (ファリャ)

*すべて歌が入ります。
(ソルは歌が入るため、「小川の岸辺」による・・・ではなく「小川の岸辺」〜にしてみました。)
Photo
2/6(水)雪の日、GGサロンにてリハーサル

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »