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2008年1月29日 (火)

オペラ「ポッペアの戴冠」

昨年のオペラ「セヴィリアの理髪師」に続き、同じく村中大祐氏指揮によるモンテヴェルディの「ポッペアの戴冠」に参加しています。先週からリハーサルに通っており、今日は通し稽古でした。

「セヴィリア」ではギターが第1幕の最初の方の2曲のみで、私はリハ日も少なく時間も短かったのですが、今回は弾く曲が予想以上に多く、最初から最後までなので拘束時間も長く、なかなか大変です。
しかも、(オケでは普通なのでしょうが)リハ開始の1週間前にパート譜と音源だけが送られてきて、「156小節休み」とか「第2幕第1場〜3場まで休み」などと書いてあったりするので、いつどこで自分の出番がくるのかさっぱり分からず、DVDやヴォーカルスコアを借りて、入りのきっかけになる歌詞や伴奏する曲の歌詞をできるだけ書き込んで、何とか掴めてきました。オペラは長いので、DVDを観ながら(あるいはCDを聴きながら)楽譜を1回通してチェックするだけで3Hくらいかかってしまい、非常に大変でしたが、オケの方は日々こういう作業をされているのですね。今まで参加した「オテロ」や「セヴィリア」とは比較にならないくらい良い勉強になっています。

私は勉強不足でモンテヴェルディのオペラはまったく知らなかったのですが、本当に美しくて素晴らしく、チェンバロやリュート、ハープなどとの絡みが多いのも嬉しい経験です。
「ポッペアの戴冠」は史実が元になっていて、暴君として知られたローマ皇帝のネロ(オペラではネローネ)が(元の皇后を追い出して)不倫相手のポッペアを皇后にしてしまう(!)というお話で、普通のオペラとは違って主役が悪役(?)という感じはあるのですが、学生時代に世界史が苦手だった私にも、とても興味深いものがあります。
文化庁芸術文化団体人材育成支援事業となっていて、歌い手さんたちはオーディションで選ばれた実力派の若手ばかりです。ご興味をお持ちの方は是非!いらして下さい♪

Photo

2月1日(金)18:30、2日(土)14:00
東京/めぐろパーシモンホール 
オペラ「ポッペアの戴冠」
指揮:村中大祐
S席8000円、A席6000円、B席4000円
予約&お問い合わせ:日本オペラ連盟 03-5466-3150

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コメント

ポッペア公演、無事に終了しました。(写真を取り損ね、アップできないのが残念です・・・。)
非常に寒い2日間でしたが、ご来場頂いた方々、大変ありがとうございました!

ギターはこういう場に混ぜて頂ける機会が少ないので、とても良い経験になりましたし、楽しかったです。もともとアンサンブル好き、旋律楽器や歌の伴奏が大好きな私にとって、大規模なアンサンブル&伴奏であるオペラのお仕事は最高です。楽譜がなくて参考音源を元に「こんな感じで適当に弾いて下さい」と丸投げされてしまった部分もあり、普段の仕事との違いにとまどった事もありましたが、短期間ながらモンテヴェルディの世界に浸れて幸せでした。またの機会があることを祈りつつ、その日に備えて少しでも勉強しておきたいと思います。
キャスト、オケ、そしてスタッフの方々、本当にお疲れ様でした!!

投稿: 作者 | 2008年2月 3日 (日) 22時58分

最近ポピュラー音楽とのからみは多くみられますが、クラシックギターがより広く本格的なクラシック音楽と関わっていくという方向はとても重要なことですよね。かつてはギターの方からクラシック音楽に接近しよう、クラシックの一部として認知させようとする涙ぐましい努力がありましたが、向こうからギターにお呼びがかかってくるのはとても貴重だろうと思います。こういう機会を大事にしてご活躍期待いたします。

投稿: タッキー | 2008年2月 4日 (月) 00時55分

タッキーさま
ありがとうございます。
クラシックギターはかなり広まってきたと思いますが、今回のような機会で他の楽器のプロ奏者に「生のギターを聴くのは初めて」と言われることも少なくありません。
音楽家にも一般の方にも、少しでもギターの良さを伝えられれば...と思っていますが、あまり気負わずに楽しく活動していくつもりです。

投稿: 作者 | 2008年2月 6日 (水) 23時34分

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